
ホーチミン旅行記の途中ですが、ここで日記をおおくりします。
コミティアに向けてのモチベーションが上がらず、「ホーチミン 移住」とかで検索していた先週に発表されたのがこのニュースである


ま…漫画描いてる場合じゃねえ!
ナイン・インチ・ネイルズ(NIN)とは自分がずっと好きなバンド。自分において土台みたいなものなのでもう説明する気にならないや。

知らねーよという人向けに2025年の今簡単に説明するとすれば、直近で日本公開のあった『チャレンジャーズ』などルカ・グァダニーノ作品、『ソーシャルネットワーク』『ゴーン・ガール』といったデヴィッド・フィンチャー作品、さらにはまさかのピクサー作品『ソウルフル・ワールド』のサウンドトラックを手掛けたおじさんが昔からやっている(基本)一人バンド、というところか?ここしばらくはサントラ仕事が多かったので、バンドとしてのツアーは3年ぶり。

関係ないけど、同人活動においてずっと後悔しているのは、一人サークル名を「~ズ(複数形)」にしなかったことだよ。

残念なことに北米とヨーロッパのみで日本の名前はない。そしてこの日程によりサマーソニックの可能性は消えた。フジロックは可能性があるけど…

……海外行っちゃえば?
かつては海外なんて行ったこともないし何よりも資金的に諦めていた。でも今なら行こうと思えば行けるんじゃないの?ということでかなり真面目に検討しました。そのメモみたいな日記です。
※翻訳はかなり適当/まともな検証をしていないのであんまり参考になる情報はないと思ってください
行くならどこの日程か
どこも遠いし高いし地理はわからないしで何回もバナナキャットになったけど、そのなかでも
- まだマシな飛行距離
- 直行便の有無
- 空港からライブ会場までの移動
- 日程的に行きやすい
など考えてまだなんとかなりそうなのが08/10のバンクーバーだろうと思った。ここは日本の連休と重なるし、北米のカナダのベストシーズンなので涼みに行くっていうのも良い。(故に航空券は高い…)

飛行時間で言えばアメリカの西海岸もそう変わらないけど、このタイミングであんまりアメリカ行きたくねえなというのと、どうも入国時にアジア人女性の一人旅が警戒されがちらしい。面倒なことは避けたい。
海外ライブのあれこれ・具体的にわからなかったことなど
ここ数年で海外遠征の経験値は多少積んだものの、海外でライブを見たことがないし、コロナ以降日本のライブハウスからもすっかり遠ざかってしまっている。最後に見たのは2019年のスピリチュアライズドだけど、対バンが「?」な謎企画だったし会場も全席指定のホールだったのでちょっとちがう。マジで今見てもなんなんだこれ。

ジェイソン・ピアース、わざわざ大みそかに日本に来てくれてありがとう。2022年の来日はキャンセルになっちゃったけど、待ってるよ……。
日本国内のファンで同じような検討者を見つけられなかった(というか、どこにいるのかわからないのでまともに探してもいない)のでdiscordの公式サーバーで海外ファンにGoogle翻訳経由で尋ねたところ親切な回答が得られて、それに関してはとてもよかった。「ジャップは家でブリンバンバンしてな」とでも返されたらやめるつもりでいた。
1. チケットはすぐ売り切れるものなのか(争奪戦なのか)
日本においてNINのライブはキャパ2,400人の(故)スタジオコーストレベル。大阪や名古屋でのライブはちょっと余る、という認識。
バンクーバーの会場、ロジャーズ・アリーナは約20,000人収容なので規模がまったく違う。
あとカナダにおいてアメリカのバンドがどれぐらいの人気なのか?ということがピンとこない。というかカナダのことを何も知らない。スキニー・パピーぐらいしか浮かばない。

サウスパークにおいては「なんかイケてないやつ」みたいな扱いだったような気がする。カナダ。
「すぐに売り切れると思うよ」と回答があった。が、1/31現在一応まだあるので、結果的には席を選ばなければ瞬殺ではないな、ぐらいのレベル。
2. そもそもアリーナでライブを見たことがないのだけどどういう配置なのか
これに関してはいつの間にかチケット販売サイトにあがっていた。

スタジオ故ーストに比べると横が狭い感じかな?PITのみ立見席、他は椅子あり。
これはあくまで個人的な好みなんだけど、ライブもサッカー観戦も立ち見でしか見たくない。というか、一番盛り上がるところに自分がいないなら行きたくないぐらいの気持ち。そしてそういう席は椅子席よりも安いというバグも発生する。

こんなこと言ってるけど…もう少し年を取ったら、落ち着いて座って観戦スタイルになるのかな?どうだろう??いつ大人になれますか?
で、中央のB STAGEって何?
これに関してはわかる人はいないようだった。「ホログラムで初音ミクが出てくるんだ(おれは実はミクが好きだ)」という書き込みを見かけた。大体人間はどこの国でもこんなノリなのかもしれない。

このアリーナは普段スポーツに使われているので、所謂「渋谷クアトロの柱」みたいなものが鎮座しているわけではないはず。でもBの後ろの席の人は賭けだね。何が見られるのか、何もないのか…
3. スタンディングだと危ないのか
残念だけど海外ライブに行かなかった理由のひとつもこれ。
これに関しては、「モッシュが起きることもあるけど、全員がそうではないのでちょっと離れれば大丈夫だと思う」ぐらいの回答を得た。そもそも全曲モッシュ必須のようなバンドでもない。
若者が多いのか、「初めてライブに行く」「水分補給はどうすればいいのか」「一人だとトイレに行けないがどうしたらいいんだ」というトピックも多く見かけ、なんとなくの感触として、これは会場にさえは入れればなんとかなるだろうと思った。サッカーにハマる前はライブハウスばかり行っていたので、この界隈ではそれなりにベテランのはず…。
それと「昔の客はみんな暴れてたけど、最近そうでもないよ」という言説を見かけた。日本ほど少子化が深刻な国でなくても、多分どこもファンの高齢化というのはあるのだろう。
4. チケットの売り方
どうもこのTicketmasterなるアメリカのサービスは、発売まで価格がわからない&ダイナミックプライシング採用&販売価格に上乗せしてのリセール許可&手数料バカ高というかなり最悪のサービスらしい。またアメリカにおいてはチケットの転売は合法で、格差社会が露骨に表れる状況だそう。

チケット販売については日本国内でもことあるごとに揉めるけど、イープラスのシステム利用料なんてまだマシなのかもしれない。アメリカ式になると自分は困る。
そんなわけで価格が発売前にわからなかったのだけど、「チケットマスターのページでソースコードを開いて、priceRangesで検索すると価格のレンジがわかるよ」という書き込みがあった。それによると
{“type”:”standard”,”currency”:”CAD”,”min”:69.5,”max”:229.5}

カナダドルだから…えーと…MAXで25000円ぐらい?それぐらいならギリ…出す!
チケットの発売は 1/29の12:00pm PST。つまり…日本においては1/30の05:00!
しょうがないからとりあえず起きることに。もうその時点で大変。
チケット発売日(実際いくらだったのか)

な…なんとか起きた!
04:35ごろチケットマスターにアクセス。
「発売10分前に来てね」と書いてあったのに、もう列整理はじまってんじゃん!
ANA・JALのセールなどでもよく見る待合室システムに通される。待合はこの時点で4000人超。

うっわ…
20分弱ぐらい待ったかな?ようやく自分の番がきた!音でお知らせしてくれるの助かる。評判の悪いチケットマスターだけど、個人的にはPCからの操作感は悪くないと思った。
この間すでにPITは売り切れてしまったようなので、仕方なく後方のフロアを選択。さて、値段は…


691カナダドル…えーと…カチカチ


……

解散!!!!!!!!!!!!!

いくらなんでも出せない!むり!

内訳はこんな感じで、チケット本体もだけどサービス料が半端ない。イープラスさんとかローソンチケットさんって全然マシだったんだ…。
ていうか価格のレンジわかるよ説はなんだったんだ。意味がなかったのか、ダイナミックプライシングで瞬時にあがったものなのか、もう何もわからない。
一番安いエリアの上層(4F)でもCA $172.50=18,000円強。参考価格として、2014年のNINの来日公演は1Fスタンディング9,000円。流石にこれと同じ価格では見られると思っていなかったが、円安ということを差し引いても明らかに高い。Reddit(アメリカの2chみたいな掲示板)では文句の嵐だった。「チケットマスターがクソ」という文句が一番多いようだけど、そもそもの価格に納得いかない旨の書き込みも見かけるので、現地ファン的にもこの価格は厳しいのだろう。

ヨーロッパ会場だともう少しマシみたい。
大人のプライドがあるので一応いうと、本当は7万ぐらい出しても生活は傾かない。でも自分のなかで設定していた上限価格は36,100円。これは何かというと、川崎フロンターレのシーズンチケットの価格です。36,100円あれば年19試合が見られる。その2倍はいくらなんでも出せない。ワールドカップの決勝戦もまさに7万ぐらいだったなあ…そういう特別中の特別に出す金額だよね、7万。アルゼンチンサポーターは家を売ったり借金をしてカタールに殺到したという。(彼らの勝利はほんとうによかった)
あと本当にフラッグキャリアなのかと問いたくなるぐらい評判の悪いエア・カナダに、日本の台風シーズンに乗るのは欠航リスクがあるためその点でも踏み切れないなと思った。

航空券は日程次第だったけど、LCCのZIPAIRの方が良さそうだったな。
雑感

高騰するチケット価格に納得のいかない層は、ザ・キュアーのロバート・スミスを例に挙げて「やればできるんだから価格抑えろよ」と主張している。1/30には追加公演が発表されたが、文句のリプライが来ることを見越してかリプライ欄が閉じられていた。

こ…これは…よくあるムーブ!!ほんとうにこういうの全世界共通だね。
そんなこんなでいったん諦めてしまい、仮押さえしていた安ホステル(それでもかなり高額)もリリースしてしまった。ちらちら転売サイトは見ているけど、定価以下での入手は望み薄だろう。欧米でこの価格で文句言われつつも一応捌けるんなら、今日本になんて来ないんじゃあ…と思いつつ来日を大人しく待つことにします。

2007年の「Capital G」ライブ映像。“To my friend George Bush.”と最初にあるね。
今アメリカには行きたくないけど、今のアメリカを反映したライブが見てみたい。
プロがプロとして金を稼ぐことを否定はしたくない。サッカー選手はより高い給料を目的に移籍してもよいと思っているし、アーティストも良いライブをしてたくさんお金をもらってもよいと思う。でも自分のようにすでに何回もライブを見てきた世代はともかく、若いファンにはかなり厳しい状況だと思うので、もう少しなんとかしてほしいかな。


ロバスミさんの優しさが染み渡る……。

THE CUREで〆て、は~寝よ寝よっと!あれ、もう2月…?コミティア…?



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